しーまブログ 
2011年10月15日
都会だったら
夕方、よく息子に釣りにいきたいとせがまれる。海まで歩くこと3分。そこにある堤防からルアーをなげる。夕焼けが海と空を美しく染める。息子も島色にそまっていく。もしも都会に住んでいたら、この子はこんな色の空や海をみて、それに染まることができただろうか。たしかに東京にも空はある。夕焼け色にもなる。でも都会のそれは、スモッグで濁った夕焼け空だ。どんな光も鮮やかに感じる島は、空気がきれいなのだと思う。自分が子供の時は、学校から帰ったらテレビか、近所の公園。それが世界の全てだった。そしてテレビゲーム、塾通いと、およそ自然に親しむこととは縁遠かった気がする。
大人になってどこへ行ってもいい。でも子供時代に、思いっきり島色に染まってエネルギーを爆発させてほしい。夕焼けに浮かび上がる息子の姿をみて、ひとり感慨にふけてしまった父親でした。
大人になってどこへ行ってもいい。でも子供時代に、思いっきり島色に染まってエネルギーを爆発させてほしい。夕焼けに浮かび上がる息子の姿をみて、ひとり感慨にふけてしまった父親でした。
Posted by gon at 10:17│Comments(0)
│こども
