しーまブログ マリンスポーツ奄美市笠利町 ブログがホームページに!しーま新機能のお知らせ! さばくる~イベント情報受付中!~

2015年09月30日

ブラッドムーンは何かの予兆か

なにかここ数日、多分に夏バテと飲み過ぎもあろうかと思いますが、体調が変です。重いというか、だるいというか、単に体調だけではない何かエネルギーの場のようなものがおかしいような感じがします。調べればスーパームーンと、月食(赤い月)が28日に重なったのでした。これはなんと過去2000年の間で8回しか起きていない珍しい現象らしいです。大概、その翌日ないし2〜3日のうちにあまり嬉しくない事件が世界各地で起きているようです。そんな事を知っているうちに昨日、中東でまた米軍がアフガニスタンで空爆して170人の市民が死傷とか、先程は中国の何処かでまた大きな爆発がおきたなどとのニュースが飛び込んできました。そして同じくらいのときに与那国島付近では観測史上最大の、風速80mという台風の猛威が記録されました。この世界はどこへ向かうのでしょうか。

普通にしていても人間には女性の生理など、月の影響をうけた現象があります。また満月新月の周辺は出産も多いと聞きます。そこへきてそれがスーパーなわけですから大変な力が働くのでしょう。ではスーパー生理とか、スーパー出産とか、ついでにスーパー宝くじ当選とかは起きないのでしょうか。そのへんは調べないとわかりませんが、とにかくスーパーとはただでさえ影響を受けている人間に、普段以上の何か大きな影響を及ぼしているものなのだろうと、しみじみ感じ入った次第です。半月付近にむかって体調の変化を気にしていると、またおもしろい事がわかるかもしれません。




  

2015年09月20日

家族で冒険を

家族でシーカヤック。それは、シーカヤックを始めた約20年前の当時、彼女がいなかった(熱烈な片思い真っ最中でした)私にとって、いつかはそんな瞬間を実現したいという憧れの一つでした。心踊る美しい碧い海を、たくましいパパ(自分)が漕ぎ、前に子どもや妻を乗せていくのです。あれから20年…。いま、振り返れば、子育てで忙しくて家族を連れて行くどころではありませんでした。しかし以外なほどに、そんな同じ思いをもつご家族をツアーへお連れしているのです。そうしたご家族とカヤックの時間を共にしていますと、やはり若かりし頃の思いが浮かび上がってくるのでした。自然の中で強いパパこそ、かっこいいのです!


自分ではすっかり慣れてしまった光景も、歓喜の雄叫びをあげる皆さんをみていると、つくづくこの仕事をしていてよかったと思います。


それまで水を怖がっていたという2歳の女の子。気がつけば波打ち際でびしょ濡れになって大はしゃぎ。きれいな海にはなにか「やってみよう」とこどもに思わせる力があるのでしょうか。それが人間の本能かもしれません。


息子と冒険のようなことをしたい、と一番強く思っていたのは実はお父さん。しかし、一番楽しそうだったのもお父さん。わかります。実はそうなのです。同じ父として、男としてわかります。


意気揚々と漕いでいく父と息子。
私の前の奥様とお嬢ちゃんはまったりモードです。



そして帰ってきたど〜!! と意気盛んにポーズ。野球やサッカー、バスケやテニスなどでは味わえない、自然豊かな場所ならではの達成感です。街の暮らしでは使わない筋肉をつかい、信じられないほど近くで海を見つめ、探検気分でしらない浜にあがって悠々とすごす。奄美大島の時間は、ご家族にどんな思い出を残してくれたでしょうか。きっと忘れられない時間であったことでしょう。


  

2015年09月17日

妻、退院

9月1日から入院していました妻ですが、本日、退院することになりました。薬との付き合いが続くようですが、以前よりは元気そうです。応援メッセージを頂きました皆様、ご心配おかけいたしました。そしてありがとうございました。

キャンプ慣れしていたので料理は何とか出来ました。うっかりとカレーを焦がして台無しにしたり、帰りが遅くて買ったもので済ませてしまったこともありました。しかし今回はじめてチャレンジしたメニューもあり、イカの煮付け、鶏の唐揚がうまくいったことが大変嬉しかったです。

今後も見守りながらの状況は続くと思いますが、やはり母の存在が家にあるということは、子供たちにとっても夫の私にとっても大切なものです。久しぶりの家族の時間を大切にしつつ、秋のカヤックに励もうと思います。

今後ともよろしくお願いします。

Gulfblue kayaks 長谷川





  
Posted by gon at 18:16Comments(0)日々の出来事

2015年09月10日

奄美に流れる神秘の力


世界中で洪水、干魃、シンクホール、大爆発、大規模火災などで黙示録的な今日この頃、それでも美しい時間がまだ生きていることをなおさら伝えたい気持ちを強められました。今日、サトウキビを植えなが見上げた奄美の空は、青々と美しく澄んでいました。関東で洪水が起きていることが嘘のような穏やかさです。ここ、奄美で幸せそのものの体験をされて関東や関西に帰られた方々が、いま未曾有の大災害に瀕しているのです。どうかご無事で。どうか生き抜いて下さいと、思わずにいられません。何が起ころうとも、奄美の美しい海はいつもみなさんと共にあります。

今日、駅前の道路でコイが泳いでいたという栃木から、先日お越し頂いたご家族がいました。みんさんご無事とのことです。再びお会いできる日を願いつつ、奄美で過ごされた素晴らしい時をご紹介します。


青い海に滑り出すだけで歓喜!
美しい場所はそれだけでありがたいものです。


わいわいと賑やかに、ようやく上陸!


初めての奄美で、あまりの美しさに呆然。


とにかくまずは浮かぶ! これだけで満たされます。


美しい海にダイブする歓喜の瞬間。


ひと泳ぎして温かいコーヒーで身も心も温まる。


そしてヘブンビーチを去る時がきました。
名残惜しいことこの上なし。


一番年配のお母様もぐいぐい漕いでくれます。
実に頼もしいです。


帰り道、私とシングルカヤック交換。
シングル漕げる方見ると、嬉しいです。


こうして、ご家族の奄美の幸せな時間が過ぎて行きました。しかし、ツアーの最中、不思議なことがあったのです。私はみなさんが泳いで上がってくる頃に、いつもの様にコーヒーを沸かしていました。そしてみなでコーヒーを飲みました。その時は気が付きませんでした。

後日、お電話がありました。この日のお客様からです。おみやげを買っていらっしゃったのでしょう。カヤックツアーで飲んだコーヒーが美味しかったと話題になり、奄美で売っている何か特別美味しい豆ではありませんか、というお問合せでした。私は驚きました。なぜなら、特別なものではなく、どこのスーパ―でも売っているそんなに高価な豆ではなかったからです。お電話をしてこられたその方は、普段はコーヒーが飲めなかったそうです。

私の回答に驚き、まるで電話口で凍りついてしまったかのような驚きの声。
それは、奄美の自然が織りなす奇跡の一つだったのでしょうか。

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
K様 女性 30代 関東からご家族でご来島

シーカヤックも綺麗な海もプライベートビーチも、
長谷川さんのおもてなしも、全てが最高でした。
台風が心配されましたが、早い段階から丁寧な対応をいただき、
安心して参加することができました。

シーカヤックでしかたどり着くことのできないビーチは、
わたしたち以外誰もおらず、他に訪れたどのビーチよりも特別な空間で、
最高の時間を過ごすことができました。

普段コーヒーが飲めな義妹が、長谷川さんに淹れていただいた
コーヒーは美味しくて飲めたと、ツアー後ずっと気になっており、
後日お電話しましたら。。笑。

あの空間がそう感じさせたのでしょうか。

実は母は体力面などからツアー自体への参加をためらっておりましたが、
一番心から楽しんでいたかもしれません。
初めて漕いだシーカヤックを長谷川さんに褒めていただき、
最高の海が待っていて、家族で思い出に残る夏休みが過ごせたとのことでした。

本当にお世話になりました‼︎

今でも奄美大島の海が恋しいです。

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

Gulfblue kayaksより

こんなコメントを頂き、ただただ涙…。自然は時に奇跡を起こします。泳げなかった小さな子が、ライフジャケットも付けずに私と5mはあろうかという場所を平気で泳いでしまったこともありました。守り包む母性と、冒険をさせて成長させる父性。自然はその人に必要な顔になって現れるのかもしれません。今度義妹さんがいらしたら、もっと美味しい豆でコーヒーを入れさせて頂きます。お母様も予想外に力強く、驚きました。本場グリーンランドのカヤック乗りは、老齢でも力強いハンターであると聞きます。まだまだ楽しめますよ! 大雨、洪水を乗り越えて、また再開できる時を信じ、楽しみにしています。

  

2015年09月10日

涙がにじむ帰り道


そういえば初めて私が奄美大島を訪れたのは、20代前半の学生時代。名前も、存在も知らなかった奄美大島。あまりの美しい海に魅せられ、すっかりとりこになってしまったことが昨日のように思い出されます。帰りの飛行機から見下ろす島影。夕焼けが名残惜しさをさらに強め、涙がでそうでいっぱいの気持ち。

先日、20代前半の学生さんを1dayツアーにお連れしました。その時、当時の私とかぶるようなコメントを送ってくださいました。それを見て、20年程前の熱い思い出がまた蘇ってきました。


ひたすら碧い海を漕いで上陸地へ。


全身で海につかって身を委ねる気持ちよさは万人共通か。


変わりやすい天気。遠くのスコールが。こんな景色も貴重な体験。


晴れてるかと思えばこんな空に。


街の暮らしからこんな海へ。それは衝撃的感動です。


キャンプみたいなランチタイム。


裸足でもきもちい砂地。


外国のような日本の秘境。


時がとまたような静かな海。
本当は人間もそんな自然の一部と思い出す。


☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
Y様 女性 20代 学生 

帰りの飛行機に乗った時に、この歳ながら涙が溢れてしまいました。
奄美大島を離れたくないという気持ちでいっぱいになってしまいました。
いつか必ずまたいきます。本当にありがとうございました。
長谷川さんのお心遣い、ふたりで見習いたいと思います。

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

Gulfblue kayaksより

「帰りたくない」気持ちになれるほど、めいいっぱい楽しんで頂いてよかったです。実は初めて島に訪れた当時の感動を人に伝えたくて、私もこの島へやって来たのかもしれません。思い出せば、涙がにじむ奄美大島。いつまでも心に残ろことでしょう。大学生活、楽しんで、そして奄美をいつまでも思い出して下さい。またお会いしましょう。



  

2015年09月04日

透明な時間にとけていく

いつもパソコンを見て仕事をしている、そして忙しくて人や建物など目の前のものばかりに目が奪われていく…。そんな生活をしている方が多いことでしょう。先日もそのようなお仕事をされている方を、早朝の静かな時間にご案内いたしました。星が残る薄明かりの空。まだ涼しい海に滑り出します。やがて山から太陽が。神秘的としか言いようのない透き通る時間のなかで、ただただ奇跡のような新鮮な空気を胸いっぱいにすっていく。パドルが水をかく音だけが聞こえ、水中はただただ透き通る。サンゴも魚も、まるで水がないのではないかというほど近く感じる。

「こんなに遠い景色を眺めることは、普段ないです」といって、幸せな表情で早朝の空を眺める姿が印象的でした。ともすると忘れてしまう、空をみあげるということ。そして自分が小さいなと思えること。シーカヤックで飛びだす世界、水平線や広がる大空は、現代の病めるほどの忙しに、そっと「休もうよ」と語りかけているのではないでしょうか。









お客さまからのご感想

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
女性 30代 関東から

長谷川さま

早朝の鏡のような水面にそっとパドルを入れ、
水音だけが聞こえたこと。

朝焼けの空の下、静かに進んでいくカヤック。

そんな透き通るような空間に
自分がいたことを思い出し、涙がこぼれました。

素敵な写真を撮っていただき、
本当にありがとうございました。

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆


Gulfblue kayaks より

この度は早朝からお越しいただき、ありがとうございました。
静かな静かな朝でしたね。

私もキャンプで疲れていた身体が蘇っていくようでした。

忙しい仕事で疲れた時は、いつでも空を見上げ、奄美にも
つながっていることを思い出して下さい。

またいつか、美しい時間に溶けに、いらして下さい。
  

2015年09月03日

妻の入院


8月末から急激に体調を悪化させていった妻は、ついに9月1日、入院することになりました。その後、連日一人で子供たちをみています。朝昼晩の調理、宿題の世話、犬の散歩や掃除…、かろうじて中1の娘が洗濯機は回してくれます。下の子が妊娠8ヶ月のとき、妻は転倒して骨折。2ヶ月間入院し、2歳の娘とサバイバルだったことが思い出されます。10日〜2週間の入院ということでしたが、退院はいつになるかはわかりません。その関係で、10月のキャンプを申しわけございませんが中止とさせて頂き、現在は新規のキャンプは控えさせて頂いております。楽しみにされておりましたお客様方々には誠に申しわけございませんが、どうかご理解くださいますよう、よろしくお願いいたします。

Gulfblue kayaks 長谷川


  
Posted by gon at 12:34Comments(3)日々の出来事