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2015年09月10日

奄美に流れる神秘の力


世界中で洪水、干魃、シンクホール、大爆発、大規模火災などで黙示録的な今日この頃、それでも美しい時間がまだ生きていることをなおさら伝えたい気持ちを強められました。今日、サトウキビを植えなが見上げた奄美の空は、青々と美しく澄んでいました。関東で洪水が起きていることが嘘のような穏やかさです。ここ、奄美で幸せそのものの体験をされて関東や関西に帰られた方々が、いま未曾有の大災害に瀕しているのです。どうかご無事で。どうか生き抜いて下さいと、思わずにいられません。何が起ころうとも、奄美の美しい海はいつもみなさんと共にあります。

今日、駅前の道路でコイが泳いでいたという栃木から、先日お越し頂いたご家族がいました。みんさんご無事とのことです。再びお会いできる日を願いつつ、奄美で過ごされた素晴らしい時をご紹介します。


青い海に滑り出すだけで歓喜!
美しい場所はそれだけでありがたいものです。


わいわいと賑やかに、ようやく上陸!


初めての奄美で、あまりの美しさに呆然。


とにかくまずは浮かぶ! これだけで満たされます。


美しい海にダイブする歓喜の瞬間。


ひと泳ぎして温かいコーヒーで身も心も温まる。


そしてヘブンビーチを去る時がきました。
名残惜しいことこの上なし。


一番年配のお母様もぐいぐい漕いでくれます。
実に頼もしいです。


帰り道、私とシングルカヤック交換。
シングル漕げる方見ると、嬉しいです。


こうして、ご家族の奄美の幸せな時間が過ぎて行きました。しかし、ツアーの最中、不思議なことがあったのです。私はみなさんが泳いで上がってくる頃に、いつもの様にコーヒーを沸かしていました。そしてみなでコーヒーを飲みました。その時は気が付きませんでした。

後日、お電話がありました。この日のお客様からです。おみやげを買っていらっしゃったのでしょう。カヤックツアーで飲んだコーヒーが美味しかったと話題になり、奄美で売っている何か特別美味しい豆ではありませんか、というお問合せでした。私は驚きました。なぜなら、特別なものではなく、どこのスーパ―でも売っているそんなに高価な豆ではなかったからです。お電話をしてこられたその方は、普段はコーヒーが飲めなかったそうです。

私の回答に驚き、まるで電話口で凍りついてしまったかのような驚きの声。
それは、奄美の自然が織りなす奇跡の一つだったのでしょうか。

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K様 女性 30代 関東からご家族でご来島

シーカヤックも綺麗な海もプライベートビーチも、
長谷川さんのおもてなしも、全てが最高でした。
台風が心配されましたが、早い段階から丁寧な対応をいただき、
安心して参加することができました。

シーカヤックでしかたどり着くことのできないビーチは、
わたしたち以外誰もおらず、他に訪れたどのビーチよりも特別な空間で、
最高の時間を過ごすことができました。

普段コーヒーが飲めな義妹が、長谷川さんに淹れていただいた
コーヒーは美味しくて飲めたと、ツアー後ずっと気になっており、
後日お電話しましたら。。笑。

あの空間がそう感じさせたのでしょうか。

実は母は体力面などからツアー自体への参加をためらっておりましたが、
一番心から楽しんでいたかもしれません。
初めて漕いだシーカヤックを長谷川さんに褒めていただき、
最高の海が待っていて、家族で思い出に残る夏休みが過ごせたとのことでした。

本当にお世話になりました‼︎

今でも奄美大島の海が恋しいです。

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Gulfblue kayaksより

こんなコメントを頂き、ただただ涙…。自然は時に奇跡を起こします。泳げなかった小さな子が、ライフジャケットも付けずに私と5mはあろうかという場所を平気で泳いでしまったこともありました。守り包む母性と、冒険をさせて成長させる父性。自然はその人に必要な顔になって現れるのかもしれません。今度義妹さんがいらしたら、もっと美味しい豆でコーヒーを入れさせて頂きます。お母様も予想外に力強く、驚きました。本場グリーンランドのカヤック乗りは、老齢でも力強いハンターであると聞きます。まだまだ楽しめますよ! 大雨、洪水を乗り越えて、また再開できる時を信じ、楽しみにしています。

  

2015年09月10日

涙がにじむ帰り道


そういえば初めて私が奄美大島を訪れたのは、20代前半の学生時代。名前も、存在も知らなかった奄美大島。あまりの美しい海に魅せられ、すっかりとりこになってしまったことが昨日のように思い出されます。帰りの飛行機から見下ろす島影。夕焼けが名残惜しさをさらに強め、涙がでそうでいっぱいの気持ち。

先日、20代前半の学生さんを1dayツアーにお連れしました。その時、当時の私とかぶるようなコメントを送ってくださいました。それを見て、20年程前の熱い思い出がまた蘇ってきました。


ひたすら碧い海を漕いで上陸地へ。


全身で海につかって身を委ねる気持ちよさは万人共通か。


変わりやすい天気。遠くのスコールが。こんな景色も貴重な体験。


晴れてるかと思えばこんな空に。


街の暮らしからこんな海へ。それは衝撃的感動です。


キャンプみたいなランチタイム。


裸足でもきもちい砂地。


外国のような日本の秘境。


時がとまたような静かな海。
本当は人間もそんな自然の一部と思い出す。


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Y様 女性 20代 学生 

帰りの飛行機に乗った時に、この歳ながら涙が溢れてしまいました。
奄美大島を離れたくないという気持ちでいっぱいになってしまいました。
いつか必ずまたいきます。本当にありがとうございました。
長谷川さんのお心遣い、ふたりで見習いたいと思います。

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Gulfblue kayaksより

「帰りたくない」気持ちになれるほど、めいいっぱい楽しんで頂いてよかったです。実は初めて島に訪れた当時の感動を人に伝えたくて、私もこの島へやって来たのかもしれません。思い出せば、涙がにじむ奄美大島。いつまでも心に残ろことでしょう。大学生活、楽しんで、そして奄美をいつまでも思い出して下さい。またお会いしましょう。