2019年01月02日
アザミ料理、おとなりに完敗。
穏やかな1月2日です。曇っていても温かい。内地は身を切るような寒さとか、温暖なはずのヨーロッパのギリシャでも、前代未聞の大雪で社会が混乱しているとか言ってますから、ここは天国のような穏やかさかもしれません。
ええ、時間は戻りますが、私の身内は『アザミ』というものを食べるなんて知らなかったと驚きの発言がありましたので、ちょっと紹介したいと思います。奄美の笠利でも、いまでは食べるのは節田と笠利くらいと聞いた気がしますがどうだったでしょう。
和名『シマアザミ』。近所の庭先に生えている、一見するとごっついたんぽぽかと思うような植物。初見ではまずたべようとは思わないでしょう。
奄美大島では、内地と違って年末に年越しそばを食べる習慣がありません。ではなにを食べるか。このアザミを豚骨と煮込んだ『アザン料理』、そして刺し身などをたべて過ごすのです。よって蕎麦屋など島には数件もあるかどうか。
ひとり暮らしになって台所が自由に使えますので、私も初の挑戦といきました。結果はいかに。

庭に元気にそだっているアザミ。トゲは刺さるとめっぽう痛いです。

おっかなびっくり掴みながら、包丁でトゲの部分だけとっていきます。
気をつけないと結構とげに刺さります。

下ごしらえ完了。こうなるとただの『ふき』のようです。
これからこれを煮込んで行きます。

本来は大きな豚骨の塊をどどんと煮込むのですが、
今夜の一回分だけと思い、軽く豚バラを使用。

こうして煮込んでいきます。お家によっていろいろな味付けでしょうけど、私はそばにかけて食べようと思い、昆布、おかか、白だし少々、みりん少々、醤油適量で調節。しかし、1時間煮込んでも、意外とアザミは硬いままです。うーむ、もしかして半日近く煮込むのかとおもっていると、ごんごん ! っと窓を叩く音が。あけてみると、お隣のおばさんが鍋持って、「アザミ煮たからたべて ! 」と差し入れを。おおっ! いまつくってたけど、これはありがたいと思い頂戴いたしました。ガス代の隣にのせて蓋開けると・・・・。

手前、頂いたやつ。奥、私が作ってるやつ。
あまりの完成度の高さと風格に、参りましたと自然に頭が下がってしまいました。
さすが島の大先輩。今後とも精進いたします!
ええ、時間は戻りますが、私の身内は『アザミ』というものを食べるなんて知らなかったと驚きの発言がありましたので、ちょっと紹介したいと思います。奄美の笠利でも、いまでは食べるのは節田と笠利くらいと聞いた気がしますがどうだったでしょう。
和名『シマアザミ』。近所の庭先に生えている、一見するとごっついたんぽぽかと思うような植物。初見ではまずたべようとは思わないでしょう。
奄美大島では、内地と違って年末に年越しそばを食べる習慣がありません。ではなにを食べるか。このアザミを豚骨と煮込んだ『アザン料理』、そして刺し身などをたべて過ごすのです。よって蕎麦屋など島には数件もあるかどうか。
ひとり暮らしになって台所が自由に使えますので、私も初の挑戦といきました。結果はいかに。

庭に元気にそだっているアザミ。トゲは刺さるとめっぽう痛いです。

おっかなびっくり掴みながら、包丁でトゲの部分だけとっていきます。
気をつけないと結構とげに刺さります。

下ごしらえ完了。こうなるとただの『ふき』のようです。
これからこれを煮込んで行きます。

本来は大きな豚骨の塊をどどんと煮込むのですが、
今夜の一回分だけと思い、軽く豚バラを使用。

こうして煮込んでいきます。お家によっていろいろな味付けでしょうけど、私はそばにかけて食べようと思い、昆布、おかか、白だし少々、みりん少々、醤油適量で調節。しかし、1時間煮込んでも、意外とアザミは硬いままです。うーむ、もしかして半日近く煮込むのかとおもっていると、ごんごん ! っと窓を叩く音が。あけてみると、お隣のおばさんが鍋持って、「アザミ煮たからたべて ! 」と差し入れを。おおっ! いまつくってたけど、これはありがたいと思い頂戴いたしました。ガス代の隣にのせて蓋開けると・・・・。

手前、頂いたやつ。奥、私が作ってるやつ。
あまりの完成度の高さと風格に、参りましたと自然に頭が下がってしまいました。
さすが島の大先輩。今後とも精進いたします!
Posted by gon at 12:17│Comments(0)
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