2012年11月26日
虹の橋のふもとへ
キャンプ2日目の朝。雨でぬれた薪に根性で火をつけて朝食をつくり、北風が強まる前に撤収。この日から太平洋沿岸へ出る計画です。大島海峡はまだ湖のように静か。ふと何かの気配を感じる。すると深いグリーンの水面からイルカの背びれが浮かび上がる。4頭のイルカです。距離は約100m。同じ場所で潜ったり出たりを繰り返している様子。しばらく いましたが深く潜ったのか、みえなくなりました。朝からなにやらいい兆候かと嬉しくなります。

こんな海もまた幻想的でよろしい。

大島海峡横断中。このカヤックの右、
約100mあたりでイルカが現れる。
小さすぎて撮影不可でした。でもいいのです。
「写真には映らない〜、美しさがあるから〜♫」
この場にいた人だけの宝物です。

雨にぬれて上陸。これより太平洋沿岸を目指します。

やってきました外洋へ。
市から和瀬方面への北上コース。
雨と風が正面から迫ります。

この沿岸線にある「城の滝」(命名、わたくし)。
寒いので上陸せずに先を目指します。

分厚い雲に覆われて辺りは暗く、次第に強まる雨と向かい風。
対岸に近づくまでの厳しい横断が続きます。
突如、背後から光が。一瞬の出来事でした。
雲が割れ、我々を照らす一筋の光。そして…。

空がここだけ急に晴れ、進行方向に巨大な虹の架け橋が!
まるで我々を祝福するかのような大自然の演出。
疲れていた体も気持ちも爽快な虹と青空で一気に回復。
そして対岸に近づくと、空は再び雲に覆われ、虹は姿を消しました。

虹のアーチをくぐってたどり着いたそこは絵画の世界。

お腹ペコペコのため、カレーも一気に食べました。めでたしめでたし。
夜、前線の通過で嵐到来。それでもタープの下で寝たため、揺れるタープの往復ビンタ攻め。轟音と吹き付ける雨に何度も起こされました。翌日はダウンウィンドで爽快に南下することを考えながら、それでも少しは眠れたようです。ワイルドナイトでした。
次回、吹き付ける北風に押されて南下。「幻の村へ再び」へ続く。

こんな海もまた幻想的でよろしい。

大島海峡横断中。このカヤックの右、
約100mあたりでイルカが現れる。
小さすぎて撮影不可でした。でもいいのです。
「写真には映らない〜、美しさがあるから〜♫」
この場にいた人だけの宝物です。

雨にぬれて上陸。これより太平洋沿岸を目指します。

やってきました外洋へ。
市から和瀬方面への北上コース。
雨と風が正面から迫ります。

この沿岸線にある「城の滝」(命名、わたくし)。
寒いので上陸せずに先を目指します。

分厚い雲に覆われて辺りは暗く、次第に強まる雨と向かい風。
対岸に近づくまでの厳しい横断が続きます。
突如、背後から光が。一瞬の出来事でした。
雲が割れ、我々を照らす一筋の光。そして…。

空がここだけ急に晴れ、進行方向に巨大な虹の架け橋が!
まるで我々を祝福するかのような大自然の演出。
疲れていた体も気持ちも爽快な虹と青空で一気に回復。
そして対岸に近づくと、空は再び雲に覆われ、虹は姿を消しました。

虹のアーチをくぐってたどり着いたそこは絵画の世界。

お腹ペコペコのため、カレーも一気に食べました。めでたしめでたし。
夜、前線の通過で嵐到来。それでもタープの下で寝たため、揺れるタープの往復ビンタ攻め。轟音と吹き付ける雨に何度も起こされました。翌日はダウンウィンドで爽快に南下することを考えながら、それでも少しは眠れたようです。ワイルドナイトでした。
次回、吹き付ける北風に押されて南下。「幻の村へ再び」へ続く。