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2012年09月04日

ポルコの隠れ家

 そこはまさに秘境。人を寄せ付けない外洋に開いた洞窟。まるで映画、紅の豚の主人公、ポルコロッソが隠れ家にしていた入江の小型版というところか。あたりは断崖に囲まれている。ロッククライミング好きな人を連れてきたら間違いなく登ってどこかへいってしまいそうだ。
 以前訪れた時にはもっと上陸場所が広かったが、やはり台風15号が凄まじくひっかきまわしたのだろう。地形は厳しい傾斜になっていた。

ポルコの隠れ家

ポルコの隠れ家

ポルコの隠れ家

ポルコの隠れ家


 そしていよいよ潜水へ。アクアラングをつけた相棒がまず突入。水深、海底の様子をチェック。安全を確かめ、自分もシュノーケリングでアタック。洞窟内のうねりで揺られながら泳いでいくと、やがて水中が見えてきた。

ポルコの隠れ家
小型タンクを背負って水中へ。

ポルコの隠れ家
 
洞窟内は揺れている。ここは入口の大きな穴と、
隣の入江に通じる小さな穴の2つが開いている。
潮の流れにも注意し、今回は隣へ通じる
小さなホール手前の偵察にとどめた。


ポルコの隠れ家
 イワシの子どもだろうか。水面近くを何匹も泳いでいた。
大きな魚は確認できず。

ポルコの隠れ家
3mほどの海底に張り付く。
ホール向こうからの光が水中も
エメラルド色に染める。

ポルコの隠れ家
これは隣の入江に通じる小さなホール。
なんとも言えない神秘的な光。

ポルコの隠れ家
そして脱出。うねりが静まるタイミングを慎重に狙い、
一気に漕ぎ出す。そんなスリルがこの偵察を一層冒険に仕立てていた。
ポルコの隠れ家での偵察はこうして無事に終わった。


 そして我々一行は市崎沿岸を舐めるように漕ぎ帰り、さらにもう一つの洞窟へ突入。まるでタイムトンネルをぬけて原始時代へ入ってしまったかのような体験をすることになる。続きは次回「時間旅行」にて。


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