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2012年05月19日

未知の洞窟 その奥へ再び

 風はやみ、波は静まったとき、ふと「今だ!」とフォースがささやいた。スターウォーズ見過ぎだな。でもピンときた閃きにに従って即行動にでた。以前侵入をはばまれたあの洞窟。今日なら奥へ行ける。そう直感したのだ。

未知の洞窟 その奥へ再び


未知の洞窟 その奥へ再び
 シーカヤックでしか入れない洞窟。普通は奥に行くほど闇になる。だがそこは、次第に細くなるトンネルの奥から光が指していた。いったいどこから…。反対側の入江には出口はない。あるとすれば山の中に抜けているはず…。
 少々のうねりに注意しながら慎重に奥へ。潮が引き、洞窟内は以前より広大な通路になっていた。次第に細くなるトンネルを進むと、今度は逆に大きなトンネルへとは変わっていく。そしてその奥の光は大きさを増し、ついに出口が目前に迫った。そしてそこに現れた光景は…!!

未知の洞窟 その奥へ再び


未知の洞窟 その奥へ再び未知の洞窟 その奥へ再び

 なんと!! 断崖のまっただ中、そこだけがくり抜かれたような空間が!!
小さなトンネルの奥に指す光の向こう。そこには、驚くほど広大な空間が待っていた。何百年、何千年(おおげさ?)ひと目に触れずにひっそりと佇んでいたであろう。自分が海賊ならばここに宝を隠すだろう。潮がひき、波が静まり、絶好の条件が整って初めてこの奥までたどり着ける。洞窟の入口に打ち付ける波の音以外は、ただ驚く自分の声だけがこだまする。静かに崖を流れ落ちる水はミストのようにあたりに広がり、この空間を一層幻想的にしている。あまりの驚きの発見に手足が震え、たった一人で歓喜の雄叫びをあげてしまった。呆然と立ち尽くし、時間がどれだけ流れただろう。まるで太古の時間にそのままタイムトリップしてしまったような感覚がこみあげる。いや、確かに悠久の時間の流れが、いまも脈々と生きている場所だったのだ。

未知の洞窟 その奥へ再び




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