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2013年01月11日

母なる海とともに生きたい

  豊田通商(株)、漁協による説明会の記事が、過去にないほど凄まじい閲覧回数でした。人々の関心が集まっていることを表しています。以前書いた記事「死なせてなるか龍郷湾」も、「いいね」が500人を越えました。前代未聞の「いいね」数です。みなさま応援ありがとうございます。
 何故、今回のクロマグロ養殖場建設に反対するか。先日の説明会の異様な雰囲気はもちろん、体験してきた龍郷湾の美しさがそう思わせるのです。

 そんな体験を再びみなさんにご紹介する時がやってきたようです。

 2012年、7月。朝5時前から龍郷湾へシーカヤックを漕ぎに行った時の出来事です。夏の暑い日差しを避け、涼しい早朝の至福のひとときでした。龍郷湾の昼間とは違う顔。いつもと違った特別な感動を与えてくれた貴重な体験です。御覧ください。

母なる海とともに生きたい
番屋からカヤックを降ろそうと、朝5時前に到着。驚いたことにすでに親子で泳いでいるご家族。朝焼けに浮かぶシルエットがとても美しく、海ともどもみとれてしまいました。

 この奥にみえる場所が豊田通商(株)と奄美漁協、龍郷町議会が手を組んでクロマグロ養殖施設を設置しようとしている「西原」です。こんなふうに気持ちよく泳げる場所ではなくなってしまうでしょう。

母なる海とともに生きたい
そしてシーカヤックツアー開始。
乗り込む準備をしていると朝日が当たり始めました。
なんと気持ちのいい光だったことでしょうか。

母なる海とともに生きたい
さあ、海へ!自由の風をいっぱいに感じ、
対岸へ横断です。静かなので安心。
それでいてちょっとした冒険気分たっぷりの時間です。

 この前方に、横200m、縦700mにおよぶ人口の養殖施設ができれば、こうした悦びを人に与えることもできなくなります。訪れる人も不快な気持ちになるだけです。以前、瀬戸内町の、マグロ養殖を盛んにしている湾をカヤックで漕ぎました。外は碧い海ですが、湾内にはいったとたん、「動物園の香り」になりました。海も「金魚の池」かと思うほど緑色に濁っていました。それに対して近くの、養殖をしていない湾も漕ぎました。淀んではいますが、空気はさわやかな潮の香り。水は神秘的な濃紺です。いまの龍郷湾のようです。これほど違うのかという体験でした。

母なる海とともに生きたい
自然満喫しているゲストの悦びを移すかのように、
空には美しい虹がかかっていました。

母なる海とともに生きたい
訪れたのは半島の突端、コウトリ浜。
広々とした手付かずの海岸です。
浸からずにはいられない、そんな海です。
山の空気、海の空気。とてもおいしく感じます。 


母なる海とともに生きたい
静かな時は癒しの時。聴こえるのは足元の波音だけ。

母なる海とともに生きたい
メガネが要らないくらいの透明度。
カヤックはほんとに空飛ぶ舟のようです。

母なる海とともに生きたい
番屋へむかって西原の海を横断。波一つなく、まるで鏡のようでした。
最高の開放感、安心感に満たされていきます。


母なる海とともに生きたい
静寂と光に包まれた早朝龍郷湾シーカヤック。
手付かずの龍郷湾で、癒しと悦びで満たされて帰っていくゲストのお二人でした。


クロマグロ養殖場反対の署名は、1月11日現在4200名程度集まっています。内外から多くの方々にご賛同いただき、誠にありがとうございます。来る、1月15日まで受け付けています。目標5000人。みんさんの声が、この美しい海を守る力になります。もう少しだけお力をお貸しください。よろしくお願いします。 以下のページから署名用紙をダウンロードし、FAXでも郵便でも、事務局まで送ってください。私が1万人に分裂できたらもっともっと署名したいくらいです。いつかみなさんも、

「この美しい島の海をいっしょに守ったんだ!」


と空に向かって叫ぶ日を迎えようじゃありませんか!! 

クロマグロ養殖場反対 署名用紙


芦徳集落ホームページ「養殖場問題」


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