2012年06月29日
月と焚き火のイルミネーション
キャンプ初日の夜、これでもかというくらいに羽アリが飛んだ。明日にでも梅雨明けかと思わされる。そして2日目には雨上がり、気持ちいい青空を久しぶりに見た。強い風にタープがたなびき、雲が流れる。波たつ目の前の碧い海にもぐって魚を突き、それを夕飯にする。捕れたての魚はやはりうまい。外で食べるから余計にからだに染み入るのか。
夜、強い風に流れる雲の合間に、美しく月が現れた。半月なのに煌々と浜と我々を照らす。あえて暗いことをよしとし、ランタンもつけなかった。薄暗いなか、焚き火は赤々と輝き、空には優しい月光。どこをみても自然の光だけ。それはとてつもない暖かさと、優しさに満ちていた。このキャンプツアー中、僕とお客さんはほとんど非電力の生活だった。キャンプ中に何かを手に入れるためには、あらゆることで自分の体を動かさなければならない。それはエネルギーの発散であり、命の燃焼である。それだからこそ楽しく、充実し、思い出深い時間となるのだろう。そんな時間は「快楽、快適」ではないかもしれない。しかしその代償は、おおきな「充実と自信の獲得」であることは間違いない。
月光に浮かび上がるシーカヤックのシルエット
広大な海岸に大の字になって月明かりを浴びる。
おもわず癒されて眠ってしまう。
夜、強い風に流れる雲の合間に、美しく月が現れた。半月なのに煌々と浜と我々を照らす。あえて暗いことをよしとし、ランタンもつけなかった。薄暗いなか、焚き火は赤々と輝き、空には優しい月光。どこをみても自然の光だけ。それはとてつもない暖かさと、優しさに満ちていた。このキャンプツアー中、僕とお客さんはほとんど非電力の生活だった。キャンプ中に何かを手に入れるためには、あらゆることで自分の体を動かさなければならない。それはエネルギーの発散であり、命の燃焼である。それだからこそ楽しく、充実し、思い出深い時間となるのだろう。そんな時間は「快楽、快適」ではないかもしれない。しかしその代償は、おおきな「充実と自信の獲得」であることは間違いない。
月光に浮かび上がるシーカヤックのシルエット
広大な海岸に大の字になって月明かりを浴びる。
おもわず癒されて眠ってしまう。